2017年04月19日

海外から不正送金された犯罪収益16億円を日本で資金洗浄したナイジェリア人と日本人の計14人を起訴

海外の詐欺犯罪グループが得た犯罪収益を日本国内の金融機関(おもに地方銀行や信用金庫)を不正に使い、マネーロンダリング(資金洗浄)したナイジェリア人と日本人。

不正送金された資金は、海外の犯罪グループがアメリカやカナダなどの企業の取引先になりすました「ビジネスメール詐欺」などの被害金。

自動車部品などの「商品購入代」と装うなどして、送金先の日本の口座に振り込まれていた。


確認された送金総額は約27億8000万円に上り、日本国内で摘発されたマネーロンダリング(資金洗浄)事件としては最大規模。

日本在住のナイジェリア人が指示を出し、日本人が口座を開設して、現金を引き出していた。

ナイジェリア人の男6人と日本人の男女8人の計14人を起訴。


2014年(平成26)3月〜2015年(平成27年)12月、アメリカなど海外12カ国から送金され、日本の金融機関40口座で約16億1000万円が引き出されたことを裏付け。

約3年に及ぶ捜査を終え、最終送検した。


2016年6月12日ブログ記事、アメリカやカナダなど海外で騙し取られた金を日本国内の口座から引き出したナイジェリア人と日本人の続報。

三重県で貿易業のナイジェリア人の名前や年齢、住所などが少し違うが、三重県の自動車解体場を拠点にマネーロンダリングをしている。



逮捕・起訴されたのは
ナイジェリア国籍の輸出貿易業、三重県鈴鹿市高塚町、ウデネウ・オケチュク容疑者(56)。

ナイジェリア国籍、オビ・エルビス・チノンソ容疑者(40)。

指示役のナイジェリア人、30〜56歳の男6人。

配下の日本人、無職や会社社長ら43〜72歳の男女8人。

ナイジェリア人の6人と日本人の男女8人計14人。



指示役のナイジェリア国籍のウデネウ・オケチュク容疑者(56)は起訴された日本人が経営する三重県の自動車解体場を拠点に、送金先の口座の名義人となる日本人の協力者を集めていた。

送金先となった101口座のうち97口座が地方銀行や信用金庫に口座を開設。

指示役のナイジェリア人は 「口座はメガバンク(都市銀行)以外の金融機関でつくれ」と日本人に指示。


2014年5月〜2015年5月、ナイジェリア国籍のウデネウ・オケチュク容疑者(56)は日本人を金融機関の窓口に行かせ、「商品の購入代金」などと装い、犯罪収益と知りながら約3億円を引き出した疑い。



日本で資金洗浄、海外から27億円 容疑の日本人・ナイジェリア人14人を逮捕 大阪府警など

 海外で得た犯罪収益を日本の金融機関でマネーロンダリング(資金洗浄)したとして、大阪府警などが組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)や詐欺の疑いで、ナイジェリア人や日本人の男女計14人を逮捕し、起訴されていたことが18日、府警への取材で分かった。確認された送金総額は約27億8千万円に上り、国内で摘発された資金洗浄事件としては最大規模とみられる。

 大阪や兵庫など4府県警は同日、確認された送金総額のうち、平成26〜27年に米国など12カ国から約16億1千万円が国内の金融機関約40口座に送金され、約12億8千万円が引き出された分を裏付けて送検し、捜査を終えたと発表した。

 府警によると、送金されたのは、海外の犯罪グループが米国やカナダなどの企業の取引先になりすました「ビジネスメール詐欺」などの被害金。自動車部品などの「商品購入代」と装うなどして日本の口座に振り込まれていた。

 逮捕されたナイジェリア人は、指示役とみられる輸出貿易業のウデネウ・オケチュク被告(56)=三重県鈴鹿市高塚町、同罪で公判中=ら30〜56歳の6人日本人は43〜72歳の男女8人で、いずれも出金役だったという。

産経新聞west 2017.4.18 23:37
http://www.sankei.com/west/news/170418/wst1704180073-n1.html

16億円資金洗浄の疑い、ナイジェリア人ら14人逮捕

 詐欺グループが得た約16億円の犯罪収益を、ナイジェリア人らが日本の金融機関40口座を利用して資金洗浄(マネーロンダリング)していた疑いがあることが、大阪府警への取材でわかった。指示役のナイジェリア人の男ら6人配下の日本人の男女8人計14人が組織犯罪処罰法違反(犯罪収益の隠匿)容疑などで逮捕、起訴されている。府警は18日、約3年に及ぶ捜査を終え、最終送検した。

 捜査関係者によると、国内で発覚した国際的なマネーロンダリングでは異例の規模。府警は、海外から約17億7千万円が送金され、2014年3月〜15年12月に40口座で約16億1千万円が引き出されたことを裏付けたという。

 逮捕されたナイジェリア人は30〜56歳で、輸出貿易業のウデネウ・オケチュク容疑者(56)=三重県鈴鹿市、組織犯罪処罰法違反罪などで起訴=が指示役とみられる。配下の日本人は無職や会社社長ら43〜72歳。ナイジェリア人の指示を受け、日本人が口座を開設して現金を引き出していた。

 ウデネウ容疑者は14年5月〜15年5月、日本人を金融機関の窓口に行かせ、「商品の購入代金」などと装い、犯罪収益と知りながら約3億円を引き出したなどの疑いがある。ウデネウ容疑者は黙秘しているという。一連の事件の起訴は計11件(約5億7千万円)で、一部は有罪判決が確定している。

 ウデネウ容疑者ら日本人中古車輸出などを通じて知り合い、日本人が勧誘し引き出し役を集めた。日本人の報酬は引き出し額の1〜4%。府警はウデネウ容疑者らが洗浄した資金を海外の犯罪グループに送っていたとみている。

 資金は、海外の犯罪グループが米国やスペインなど12カ国・地域の企業などの実際の取引先とのメールを乗っ取り、取引先になりすまして送金先となる日本の口座を教えるなどしてだまし取ったものだった。

     ◇

 元東京地検特捜部検事で資金洗浄に詳しい木目田裕弁護士(第一東京弁護士会) 日本は米国に比べて対策は進んでおらず、形式的にきちんとした書類が整っていれば銀行が窓口で資金洗浄を見破るのは難しい。チェック機能の強化が求められるが、利用者の利便性低下やコスト増大とのバランスの問題もあり、社会の理解が必要だ。近年、麻薬や武器取引などで国際的な犯罪集団の暗躍が目立っており、資金は国外送金のほか、国内の不動産投資や会社の買収に使われている可能性もある

朝日新聞 2017年4月18日18時25分
http://www.asahi.com/articles/ASK3Z460RK3ZPTIL019.html


資金洗浄 地銀・信金使う 27億円の大半、不慣れな対応突く?

 ナイジェリア人らがマネーロンダリング(資金洗浄)目的で海外から不正送金を受けていた事件で、大阪府警などの合同捜査本部は18日、新たにナイジェリア人と日本人の計5人を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)容疑などで逮捕したと発表した。一連の事件で28カ国から日本に送金された約27億8千万円が資金洗浄に当たると裏付け、このうち約16億1千万円分を立件約3年に及ぶ捜査を終えた

 送金先として使われた日本国内の口座の95%が地方銀行や信用金庫の口座だったことも、合同捜査本部への取材で判明した。同本部は海外からの送金の取り扱いに不慣れな地銀や信金の口座を利用したとみている。送金された金は、海外での詐欺事件の被害金とみられる。

 新たに逮捕されたのはナイジェリア国籍のオビ・エルビス・チノンソ容疑者(40)ら5人はすでに起訴されており、一連の事件で起訴されたのは計14人となった。

 合同捜査本部によると、指示役のナイジェリア人ら起訴された日本人が経営する三重県の自動車解体場を拠点に、送金先の口座の名義人となる日本人の協力者を集めていた。送金先となった101口座のうち96口座が地銀や信金に開設。ナイジェリア人らは協力者に、都市銀行以外の金融機関に口座を作るよう指示していたという。

 1回当たりの送金額は約270万円〜約2億2千万円とばらつきがあった。口座の名義人の日本人は、引き出し額の約4%の報酬を受け取っていたという。

 元財務省外国為替室長の和家泰彦さんは「地銀はメガバンクに比べて英語でやり取りできる行員が少なく、海外からの送金への対応に不慣れな面もある。不審な取引を検知するシステムの強化や、国際的な銀行間の連携が重要だ」と指摘。地銀関係者は「警察庁や金融庁から提供されるテロ組織の情報などを共有し、被害を防ぐ努力をしている」としている。

日本経済新聞 2017/4/19 1:42
http://www.nikkei.com/article/DGXLASHC18H5X_Y7A410C1AC8000/


国際マネロン総額28億円か=ナイジェリア人ら14人立件−大阪府警

 ナイジェリア人らが海外から不正送金された犯罪収益を日本国内で引き出し、マネーロンダリング(資金洗浄)していた事件で、大阪府警など4府県警の合同捜査本部は18日、不正に引き出された総額が約28億円に上ると発表した。

 同本部はこのうち約6億円について、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益の隠匿)と詐欺の疑いで、ナイジェリア人の男6人日本人の男女9人を逮捕。うち14人起訴され、捜査を終結した。

 府警国際捜査課によると、引き出された金は商取引を装った虚偽の電子メールなどによる詐欺の被害金とみられ、欧米や中東など28カ国の企業や弁護士から送金されていた。

 送金先は受け子役の日本人が開設した地方銀行の口座が大半で、日本在住のナイジェリア人が指示を出し、報酬を与えて引き出させていた。国内で発覚した同種事件としては最大規模という。

時事通信 (2017/04/18-19:30)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017041801026&g=soc


マネーロンダリング16億円 ナイジェリア人ら逮捕

 海外の詐欺グループが日本の金融機関を不正に利用して、犯罪収益16億円余りを引き出したとして、ナイジェリア人と日本人合わせて15人が逮捕されていたことがわかりました。資金洗浄、いわゆるマネーロンダリングとしては過去最大規模だということです。

 逮捕されたのは、三重県鈴鹿市の貿易業、ウデネウ・オケチュク容疑者(56)らナイジェリア国籍の男6人と、日本人の男女9人です。警察によりますと、ウデネウ容疑者らナイジェリア人グループから指示を受けた日本人らが金融機関に口座を開設。海外の詐欺グループがアメリカやカナダなどの企業から騙し取った金が振り込まれるたびに引き出し、それを受け取ったナイジェリア人らが再び海外に送金していたということです。日本人らはナイジェリア人から次のような指示を受けていたといいます。

 「口座はメガバンク以外でつくれ」(指示役のナイジェリア人)


 実際、開設された100余りの口座のほとんどが地方銀行や信用金庫でした。犯行は5年前から行われていたとみられ、被害総額は立件されただけで16億1200万円余り。1度に2億円以上が引き出されたこともあって、国際的なマネーロンダリングとしては過去最大規模だということです。

MBS(毎日放送)NEWS 更新:04/18 19:56
http://www.mbs.jp/news/kansai/20170418/00000057.shtml
posted by ビオラ at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 外国人犯罪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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